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海苔を知る


江戸につぐ古い海苔の産地として知られる広島。永い時を経た熟練の技術が、こだわりの海苔づくりを支えます。
専売制を支えた2大産地-江戸・広島

海苔が庶民の食べ物として広く普及した江戸時代、海苔は幕府の財源を支える専売品でした。当然、産地も限られ、当時、海苔の生産が許されていたのは、江戸と広島の2カ所のみでした。広島は江戸につぐ古い海苔の産地で、広島で海苔が製品化する技術が確立したのは文化8年(1811年)に遡るといわれています。これより、広島海苔の発展は大いに盛り上がり、牡蠣とともに全国に名を轟かすほどの名産地として知られるようになります。


その後、他でも生産が認められ、海苔養殖は各地で行われるようになりますが、それは広島に遅れること、100年の時を経てからのことです。その間、江戸と広島が、日本の海苔づくりをずっとリードしていたというわけです。


海苔の養殖が飛躍的発展を遂げた戦後期は、昭和30年代にいちはやく機械化を推進し、仁保・江波・草津を主力産地に、全国3位の生産量を誇った時代もありました。また、東京湾の海苔養殖が激減した際は、東京の業者が広島原産の「ミノミアサクサ」を買い付け、浅草海苔として販売した時期もあります。日本の海苔養殖の歴史を知れば知るほど、海苔の産地・広島がその長い歴史に輝かしい足跡を色濃く刻んでいることが浮き彫りにされてきます。


広島海苔は瀬戸内の自然が育てた天からの贈り物。さらなる恵みを加えた珍味「かき醤油」も自慢の逸品です。
瀬戸の妙味が詰まった、ふるさとの味

広島で養殖が始まった当初、豊かな太田川の水量と遠浅の沿岸に恵まれ、広島の海苔養殖は一気に漁場を拡大していきました。海苔は気候・風土といった、その土地の自然環境が育てる食材です。いわば自然の恵みがいっぱい詰まった、天からの贈り物。瀬戸内で育った海苔には、ふるさとの妙味がたっぷり詰まっています。


海苔を育てる際、まず牡蠣殻の中で胞子を育てますが、牡蠣は言わずと知れた広島の特産品。広島海苔は全国随一の特産品として知られる牡蠣の殻の中で発芽し、じっくりと成長を遂げていきます。自然の恵みが、さらに別の自然の恵みを育てるといったいとなみが、瀬戸の自然を背景に築かれてきたのです。


瀬戸の珍味として、全国でも人気を博している「かき醤油のり」は、こうした海苔づくりの原点にかえって、凝縮した牡蠣エキスをさらに海苔に加え、ことさら瀬戸の妙味にこだわった贅沢な逸品です。弊社がご提供する他の海苔商品同様、一度、瀬戸の恵みをたっぷりご堪能してみてください。口の中で磯の香りと、深みを帯びた海苔と牡蠣の旨味成分が絶妙なバランスで広がります。




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